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#hpfes 秋のヘッドフォン祭2017レポート(1) ”開放型バトルロワイヤル”開幕!勝者を決めるのはあなた!

ed15

前々週、前週とそれも週末に台風が連続襲来、さらに前日の夜には雨がぽつぽつ…と

「これは例のジンクスがよみがえった?!」と業界一部では話題になったようですが、

おかげさまで当日2日間はみごとに良いお天気に恵まれました「秋のヘッドフォン祭」、

特に今回は両日ともお昼過ぎからのご来場者様が多かった、ということもあって

2日間でのべ10,000人ものパーソナル・オーディオ好きな皆様にお越しいただけました!

ご来場の皆様、ならびに各ご出展社の皆様に改めてお礼申し上げます。

今回は国内外のメーカーから「いやこれ2日あっても全部見るの無理」というくらいの

新製品が相次いで発表されたので、ああアレ聴くの忘れてた!という方も多いのでは?

そんな方々に少しでもお力になれれば…ということで恒例のアフターレポート、

いつもはポータブル・据置とジャンルを分けてお送りしていますが、この秋は

タイトルにも書いた通りなぜか”開放型ハイクラスヘッドホン”が各社から多数発表、

展示されるというヘッドホン史に残る非常事態!

レポート1日目はこれらの”開放型ハイクラスヘッドホン”に焦点を当ててお送りします!

 

☆ULTRASONE

まずはこちら、今回のパンフレット表紙も飾ったULTRASONEの開放型最新作・

Edition15

ed15s

Edition12以来4年ぶりの開放型モデルは「ハイブリッド」がキーワード。

振動板にチタンとゴールドという2種類の素材を組み合わせたほか、ハウジングも

アメリカンチェリーウッドとステンレススチールという、異なる素材で構成。

開放型ってことはULTRASONEの魅力である低域が薄くなってしまうのでは…?と

心配される方もいらっしゃるかと思いますが、そこはさすがのゾネホン。

予想に反して、まるで密閉型であるかのような濃密かつ力強い低域を鳴らしてくれます。

こちらはまだ発売日が未定ですがお値段は36万円前後となりそう。

詳細が決まり次第、当店ブログや通販サイトでもお知らせしますのでしばしお待ちを!

 

☆audio-technica

われらが国内メーカーも開放型バトルに参戦!

こちらも久々の最新開放型フラグシップモデル・ATH-ADX5000がついに公開!

14.audio technica ATH-ADX5000

今回は3分や5分ではこのADX5000の魅力を充分に味わっていただけない、

というオーテクさんの強い想いからおひとり15分の整理券方式を採用。

先月の発表時にも話題になった「ウイングサポートなし」というデザイン、

そしてその本体重量の軽さには長年のオーテクファンの方も驚いていました。

非常にクセのないフラット傾向なその音質は、モニター系とリスニング系の

ちょうど中間といったポジションにあたる感覚。

「何も足さない・何も引かない」とは他のジャンルでもよく使われる表現ですが、

このヘッドホンに関してはまさにその通り!というフレーズではないでしょうか。

ATH-ADX5000は11/10(金)発売予定、国内成瀬工場でひとつひとつ丁寧に

組み立てているため初回生産数が非常に少なくなっております!

もしかすると次回以降の入荷になってしまうかも知れませんが、ぜひご予約を!

 

☆Final

こちらも日本が誇る国内メーカー・FinalからはD8000が!

32.Final D8000

平面磁界型の繊細な高域と、ダイナミック型の量感と開放感のある低域を併せ持つ

AFDS” (Air Film Dumping System:エアフィルムダンピングシステム)を採用。

外観はちょっとメカっぽく硬い印象ですが、その音は明るく温かみのある感じで

ゆったりと聴くのに最適。特にヴォーカル域が前にぐっと迫ってくる印象です。

平面駆動方式というととにかくアンプ泣かせ、というイメージがありますが、

このD8000は比較的音量も取りやすく、それなりの出力があればDAPなどでも

しっかりと鳴ってくれます。

とはいえ、やはり低域の表現に差が出てくるのでせっかくであればしっかりした

ヘッドホンアンプを組み合わせてあげたいところですね。

こちらも11/30(木)発売予定、ご予約も受付中ですよ!

 

☆Focal

代理店があのLUXMANに代わって初の新製品となるのがこちら、CLEAR

clear

ハイクラスヘッドホンには珍しいグレーを本体カラーに採用、さまざまな製品が

所せましと並ぶヘッドフォン祭会場でもひときわ目を引く存在です。

すでに好評をいただいているUTOPIA・ELEARの中間に位置するモデルですが、

中低域の力強さを感じさせつつもフラット寄りという、既発2機種とはまた

違ったテイストの音作りを感じさせます。

ケーブルは両出し3.5mmモノラル端子でリケーブル可能ですが、しっかりと

4pinXLRバランスケーブルも同梱されるあたり、ハイクラスヘッドホンアンプ・

P-750uを擁するLUXMANが代理店を務めることによる相乗効果が出ているようです。

このCLEARも12月発売予定でご予約受付中

 

☆SENNHEISER

「最近はなん十万円もするヘッドホンばかりで手が出ないよ…」という方、

お待たせしました!

発売から15年、高級ヘッドホンの「最初の一歩」として長く愛されてきた名機HD650

後継モデルがついに登場、それがHD660S

660s

先代のイメージはしっかり残しつつ現代的なアレンジを加えたのはハウジングだけでなく、

音の方も先代に比べよりフラット目に、特に高域の表現に関してはHD800など上位機種を

意識したのではと思わせる変化を見せています。

半面、ケーブルコネクタはHD650と同じピンタイプを採用。ということはHD650用に

リリースされているケーブルはそのまま使用可能ですね。

変えるところは変えつつ、継承するところはしっかり継承…こんなところにも製品スパンが

非常に長いゼンハイザーというメーカーの思想が表れている気がします。

HD660Sについては発売日・価格等が決まり次第またお知らせします!

 

というところでレポート(1)はこのへんで!

開放型ヘッドホンは他にもAbyss「Diana」

diana

MrSpeakers「AEON FLOW Open-Back」

aeon

など、魅力的な製品が本当に紹介しきれないくらい多数展示されていました。

ポータブル全盛の時代を経てホームユースのヘッドホン黄金時代が再び幕を開けるのか、

それともポータブルジャンルにも新たなスターが誕生するのか?!

これからもヘッドホン・イヤホン界からは目が離せませんよ!

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