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【Chord Mojoプレゼント企画】杉山勇司インタビュー~一流の音を「創る」プロがCHORD Hugo 2を愛用する理由。

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CHORD Mojo 新品プレゼントキャンペーン(2018/5/14-24)致します!詳しくはこの中で。

その卓絶した能力でオーディオファイルにも多くのファンがいる、英国”Chord Electronics (コード・エレクトロニクス、通称CHORD)”社のDAコンバーター。

2014年発売の初代“Hugo(ヒューゴ)”よりポータブルオーディオ(デジタルヘッドホンアンプ)にも進出、2016年春発売の“Mojo(モジョ)”は、フジヤエービック制定「ヘッドフォン祭アワード2016春」で、「殿堂入り」を発売と同時に果たす快挙を達成。現在でもこのクラスのトップランナーの一つです。

2017年6月には、Hugoの性能を格段にパワーアップさせた “Hugo 2(ヒューゴ2)が誕生。「CHORD社のハイクラス据置型DACの性能を持ち運べるようにした」このモデルも、ポータブルヘッドフォンアンプとしては相当な高価格にもかかわらず発売より現在まで高い人気を博しています。

今回、レコーディングエンジニアの杉山勇司さんがCHORD Hugo 2に惚れこみ、プライベートではポータブルユースでもホームユースでも常用しているということで、一流レコーディングエンジニアの鋭い耳を捕らえた”Chord Hugo 2″のどこが凄いのか、杉山さんにインタビューしてみました。

杉山勇司 特別インタビュー ~Chord Hugo 2の魅力を語る~

【杉山勇司さんのプロフィール】

1964年生まれ、大阪府出身。高校3年の頃、知り合いの音楽関係者の機材運搬の手伝いで初めてレコーディングスタジオを訪れ、レコーディングに興味を持つ。学生時代のスタジオでのバイトから上京しPAエンジニアとなり、1988年よりレコーディングエンジニアに専念。これまでにSOFT BALLET、Nav Katze、東京スカパラダイスオーケストラ、SCHAFT、、ピチカート・ファイヴ、藤原ヒロシ、UA、NIGO、X JAPAN、L’Arc〜en〜Ciel、LUNA SEA、河村隆一、Jungle Smile、広瀬香美、CORE OF SOUL、CUBE JUICE、櫻井敦司、dropz、睡蓮、寺島拓篤など数多くのアーティストのレコーディングを手がけている、トップクラスのレコーディングエンジニア。


また、須山歯研の”FitEar MH334 Studio Reference / MH335DW Studio Reference“の開発にもアドバイザーとして参加、2015年発売「Astell&Kern AK100II KANA HANAZAWA エディション」プリインストールハイレゾ音源のアコースティック楽器収録(ファイルウェブ記事参照)など、自身が興味を持つポータブルオーディオの世界でも、そのキャリアと共に、研ぎ澄まされた「音」を感じ、創り出す能力を存分に発揮している。

今回はアユートの「中の人」でおなじみ「営業S」氏のコーディネイトで、
杉山さんへのインタビューを実施しました。Sさん、ありがとうございます!

杉山さんの前に置いてある機材は、ほぼ全てがご本人の私物!しかも、中には開発協力中の未発売品も。。。

それでは、インタビュー開始です!

フジヤエービック(以下「フ」):「いつ頃からHugo2を使い始めましたか?」

杉山勇司氏(以下「杉」):実は、初代Hugoを入手して使っていたんですよ。普段は自宅スタジオで、主にPro Toolsからつなげているモニタースピーカーで音を聴くことが多いのですが、そのシステムとは別に全部ミックスが終わった後の音をコンシューマー機器ではどのように聴こえているのかのチェックの際にとても役に立つ事が分かり、導入しました。

CHORD Hugo(2014-2016)

杉:パソコンなどで聴くことが多いと言われている現状で、ミックスの必要上コンピューターの置いてある場所が遠いんです。そこからアナログケーブルを長く伸ばしたくないため、その解決にはコンパクトなUSB DACがあれば良いんじゃないか、と気づき、良さそうなモデルを試して、とても上手くいったので導入することにしました。それがHugoです。
必ず同じボリュームで聴く、というのがミックスの確認にはとても重要なのですが、Hugoはいったん電源を切ってもボリューム位置がメモリーされているので、これしかないな、と使うことになりました。

フ:Hugo2を使うようになった動機は?

杉:外に行ったときにも使いたいな、というのから始まっています。
「外」というのはテレビの生中継のミックスの仕事が良くあって、中継車に入るんですけどスタジオより狭くて自由度が無いんです。その際に「テレビサイズ」というか、普段皆さんがテレビを見る時の音量のシステムで聴こうとした場合に困っていたんです。その時に、今日持ってきているVECLOSのスピーカー(VSA-380S)を持って行ったりしたんですが、ボリュームコントロールが2台分あるため微調整が面倒なのでHugoを使おうとしたのですが、今度は中継車のメインスピーカーとの切り替えが面倒になってしまって・・・

杉:色々痛し痒しなところがあって困っている時にHugo 2の発表があって、調べてみると進化した使い勝手の良さ、新機能を見つけてしまって「これならいけるんじゃないか?」と思いS氏にお願いして試させてもらったら、ぼくの用途には物凄く便利だったと。

フ:それはどのような点でしょうか?

杉:中継車のモニターシステムに新しいシステムを組み込もうとする際に、「持ち運びも出来て」「今までやっていた作業に余計な手間を加えなくても良い」という条件を全部満たせそうだ、と思い、生中継の機会にその場でやってみたら、ばっちり上手く行ったんですね。

杉:さらに、Hugo 2の箱の中に入っていて「オマケ」だと思っていた付属リモコンが、実はぼくの目指した構築に対して物凄く役立つことがわかりまして、もうこれは自慢したくてしょうがないな、と(笑)

フ:で、こちらが現在の使用環境、接続ということですね。

杉:このシステムでも、モニターボリュームは一度決めたら常に一定にしなければいけない、電源を切って切り替えをしなくてはいけない、というときHugoだと同時に3つのスイッチを押さなきゃならなくて無理なのですが、Hugo2だとリモコンと、もう片方の手でメイン用途テレビ用のスピーカーの切り替えが出来てしまうと。それから移動にはこのシステムで持っていくようになりました。Hugo 2にはミキサーのオプチカルデジタル出力から信号を入れます。

フ:「当記事を見る方が一番知りたいところだと思います、Hugo2の気に入っている部分はどのようなところでしょうか?」

杉:オーディオファンの人には参考になるのかなぁ。ポータブルヘッドホンアンプなのに赤外線ワイヤレスリモコンが付属しているところですね(笑)。
ピュアオーディオのヘッドホンアンプにはリモコン付きモデルもありますけど、リモコンでボリュームもシビアに決定できるし、一発でミュートもできる。あとDIM(ディマー)機能という、一時的にある程度会話ができるレベルに音量を下げる機能がリモコンにだけ付いているのが嬉しいです。ミキサーには付いている機能なんですよね、これ。

フ:杉山さんから、以前にそういった要望とかを出されたことがあったとか?

営業S氏(以下「S」):そういったことは無かったので、多分どこかから要望があって、あちらで考えたんじゃないですかねぇ。。。リモコン付のポタアンなんて聞いたことなかったですよね(笑)

杉:で、AK380を使っている理由はオプションのAK Recorderを使えるためで、これで事後のチェック用に同時録音しています。AES/EBU入力があるこのクラスの機材が、また無いんですよね。 ※AK380 / AK RECORDERはともに生産完了。

録音したての音をRECORDERを外して、AK380からHugo 2にUSB接続してこれまた同じボリュームで聴ける。これが良いんですよ。録ったものがそのまま再生できる方法がこれまでなかったんです。

スピーカーの直前までデジタル伝送するという、一番やりたかったことが実現しました。モニター環境の固定化、同じ環境で聴いてチェックするというのが一番大事なんです。イギリスやアメリカの中継車でもそういう小さなスピーカーを積んでいなかったので、小音量での確認はホテルに持ち帰って聴いていました。なのでこのセットは大変助かります。

フ:Hugo2の(あれば)改善してほしい部分は?(もう少し安く、とかもう少し小さく、とか)それ以外にも、Chord Electronics社へ望むことなどがあればどうぞ。

杉:ものすごく気に入っているんですが、改善する部分があるとすれば・・・

リモコン(爆笑)もう少しいい感じの、金属製のとか・・・

一番右下のボタンが、例の”DIM”。

フ:Hugo TTとかDAVEとかのリモコンはアルミ削り出し筐体の立派なものなんですけどねぇ。

杉:あと、アプリなどを開発してリモートコントロールが出来ればいいな、と。もうひとつは、もう少しケーブルの取り回しをうまくできるような端子レイアウトになれば、なお良いですね。

フ:接続関係は、初代Hugoでも言われていた点ですね。コンパクトなポータブルタイプだから難しい部分があるのだと思いますけど。

杉:それと、さっきも触れた、AES/EBUのデジタル入力をつけてほしいですね。そうなると大きくなっちゃうんでしょうが、このサイズ、価格でプロユースでも満足できる音質だと思うので。

そこまでいけば、19インチEIAラックマウントタイプも是非出して欲しい!

フ:次は「 スタジオ系の著名メーカー製D/Aコンバーター内蔵ヘッドホンアンプと比較しての長所などは?」という質問を用意していたんですが、回答は出ちゃいましたね。

杉:これはちょっと外れちゃうと思うんですけど、若いスタジオエンジニアなどには、ぜひオーディオ店へ行ってこういうコンシューマー用のハイクラスDACなどを積極的に聴いてほしいですね。

フ:そんなにプロの皆さんってオーディオファイル用製品を聴いてないものなんですか?

杉:そうなんですよ。ユーザーがどんな音のDACを良い音と捉えているか、そういう点は制作側の是非知っておくべきだと個人的には思っています。

フ:最後に、当ブログの読者の皆様に。

杉:ボリュームの話がそうなんですけど、プロは必ず音の「リファレンス」というか「ここに戻るべき場所」があるわけですHugo2を気に入っているのは、恐らくその点を作り手も理解して、対応して作っているんだな、と感じられるところですね。Hugo 3が出るまで(笑)使っていきたいですね。

杉山さん、ご多忙にもかかわらずインタビューを快くお引き受け頂き、ありがとうございました!

CHORD Hugo 2は中野ブロードウェイのフジヤエービック店舗でご試聴頂けます。

CHORD Hugo 2 (Black / Silver) フジヤ価格272,980円

☆今回、この記事の公開を記念して、フジヤエービック公式Twitterアカウントのフォロー、及びフジヤエービック公式Twitterでの当記事の告知スレッドの #fujiyamojo ハッシュタグ付きリツイート、両方された方の中から抽選で1名様に

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応募期限:本日5月14日(月)より2018年5月24日(木)までに上記フォロー& #fujiyamojo ハッシュタグ付きリツイートを完了した方。

 

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