このエントリーをはてなブックマークに追加

【レビュー】コレとタブレット端末で超お手軽ホームシアター完成!VECLOS SPW-500WPの実力を検証【本日発売!】

500

突然ですが、
VECLOS(ヴェクロス)」
というオーディオブランドについて、皆様はどのくらいご存じでしょうか?
VECLOS_logo

イヤホン・ヘッドホンについて詳しい(当店のブログをよくご覧頂くような)方なら「ああ、あのブランドね」とピンとくるかも知れませんが、オーディオ知識のない方でも
「魔法びんやケータイマグで有名なTHERMOS(サーモス)の、オーディオブランドなんです」
と聞けばへえ、と驚かれるかと。

©THERMOS

©THERMOS

そんなVECLOSから本日(2019年9月10日)発売となる新製品がコチラ、ワイヤレススピーカーの

VECLOS SPW-500WP

500wp

発売に先立ち、しばらくこのSPW-500WPをお借りすることができたので、実際使ってみて本当のところどうなのか、音はいいのか良くないのか、試用&試聴レポートをお送り致します!
※本記事は評価機による使用レポートのため、製品版と仕様がことなる場合がございます

500

これまでもまるで大砲のような(水筒のような?)デザインのSSB-380Sなど、

SSB-380S

得意とするステンレス製魔法びんの製造技術をベースに、個性的な製品をリリースしてきたVECLOSですが、今回のSPW-500WPもちょっと変わっています。それでは確認していきましょう!

まず正面からパッと見。スピーカー的な要素が見当たらない。水筒つないだっぽい。

main
スピーカーユニットは完全に真横を向いています。

side
ということは音もそれぞれ左右に向けて出ていくわけで…それってちゃんと聴こえるの?という軽い不安を感じつつ、まずはポータブルプレイヤー(ACTIVO CT10)と接続しての音出しから。

ct10
SPW-500WPは高音質なaptXコーデックにも対応しています。

ct10up

それでは再生…あれ?意外にも(失礼)普通に聴こえる!

あまりに違和感なく音が聴こえるので、逆に違和感がある・・・ような不思議な感覚です。
しかも搭載されている機能をONにしていくと、むしろ普通にユニットが正面を向いているBluetoothスピーカーよりもぐっと音が広がって、まるで複数のスピーカーに囲まれているように聴こえる!
これはいったいどんな技術によるものなのか?!

このSPW-500WPには新しく開発された3つの新技術が搭載されています、それは
●Dirac HD Sound
●Dirac Panorama Sound
●BEAT BLASTER

これらが組み合わさることで、見た目”真横に向いているだけ”のスピーカーから出てくる音がきちんと、しかも広がりと迫力ある低音を持ってユーザーの耳に届くという仕組みです。
それではそれぞれの技術についてご説明したいと思います。

●Dirac HD Sound
周波数特性とインパルス応答性を同時に補正することで、スピーカー周りの環境による音質の乱れをただすことで音像定位や音の立ち上がりを改善し、高品位でクリアなサウンドを再現する技術。
これにより、たとえスピーカーが真横を向いていても自然な聴こえ方を再現しています。
この機能はSPW-500WPの基本機能となり、ON/OFFはできません。

●Dirac Panorama Sound
独自の音場制御アルゴリズムを使用することで、左右の音が混ざることによるステレオ感の喪失を修復。
音源制作者の意図通りの音像定位とステレオイメージを再現することで、一体型スピーカーからは想像ができない優れた臨場感を再現する技術。
左右のスピーカーユニットの距離が狭く、固定されてしまうBluetoothスピーカーではどうしてもそれぞれのユニットから出る音が混じりやすく、音の定位がぼんやりとしてしまうことがありましたが、そんな現象もこの技術で解消されるわけです。
この機能は前面ボタンによりON/OFFの切り替えが可能です。

●BEAT BLASTER
パイオニアにより開発された特殊デジタル信号処理技術により、小型スピーカーでも自然で迫力のある低音を楽しむことが可能。
最適な音響バランスの倍音を付加することにより、音質を損なうことなく低域を増強しメリハリのある迫力感を実現する技術。
重低音をやたら押し出してくるようなタイプのBluetoothスピーカーでは、机やテーブルの板面にボンボン響いて音楽を聴くどころではなくなるものもあったりしますが、こちらは設置スペースへ悪影響を及ぼすような鳴らし方はせず、中・高域をマスクすることのないスッキリした低域を利かせてくれます。
この機能も前面ボタンによりON/OFFの切り替えが可能です。

ポータブルプレイヤーとの組み合わせでこのあたりの基本を体験したところで、この音の広がり具合はゲームでも面白いことになるのでは?と思い、

スマートフォン(iPhone 6s Plus)との接続に切り替えてSPW-500WPを試してみました。

まずはBluetooth接続で、某”アイドルを育てるリズムゲーム”をプレイしてみましたが…
うーん、残念ながらBluetooth接続の弱点である遅延が明確に出てしまい、画面と音とのラグで正直まったく別のゲームをプレイしているような気分に…。
でもご安心を、このSPW-500WPにはAUX入力端子があるので、3.5mmステレオケーブルを用意すれば有線での接続も可能になっているのです。
もちろん有線接続時にも「Dirac HD Sound」「Dirac Panorama Sound」「BEAT BLASTER」の各技術は有効ですよ!
ということで、有線接続に変更して再度チャレンジ。

dele

※諸事情により画像を加工しておりますが3人のアイドルが並んでポーズをキメています
…おお、当然ながらまったく音の遅延なし。普通にプレイ可能です。
手元のスマートフォンからでなく、室内に広がるようにゲームの音が聴こえてくるのはちょっと面白い感覚ですね。

なお、SPW-500WPはUSB接続(PCMのみ・48kHz/16bitまで)も可能です。
PCとの接続ではもちろん問題なく使用可能ですが、iPhone(Lightning – USBカメラアダプタ)との接続では「消費電力が大きすぎます」とのことで残念ながらNG…。
スマホでゲームを楽しみたい時は「AUX有線接続」をぜひご使用下さい。

もうひとつ、この音の広がりを試してみたいメディアといえば動画

動画ならスマートフォンよりももっと大きな画面で観てみたい、ということで今度は10インチタブレット(Kindle Fire HD)をBluetooth接続して、Amazonプライムでじっくり鑑賞してみましょう。
ちょうど近くにいたスタッフをつかまえて、3人並んでの鑑賞会。

10inchand
※諸事情により画像を加工しておりますが撮影者が映り込んでいただけです
正面から見ると、SPW-500WPがすっぽり隠れて見えません。

10inch
※諸事情により画像を加工しておりますが某ハリウッド俳優がF-14に乗り込んでいます
こんな状況でもはたしてしっかりと音声は聴き取れるのか?!
Bluetooth接続による音声遅延が予想されたので、まずは様子見で「アニメなら若干のズレがあっても気にならないかも」と某”女子高生が戦車に乗って競い合う”アニメの劇場版を再生。

garupan

※諸事情により画像を加工しておりますが遊園地跡での戦車戦のクライマックスです
あれ、意外にも音と映像のズレを感じません。
このあたりはもしかしたら接続するデバイスに左右されるのかも知れませんが、これなら有線接続にしなくても充分楽しめそうです。
肝心の聴こえ方も、Dirac Panorama SoundBEAT BLASTERの両方をOFFにした状態では
「スピーカーが見えないけど、ちゃんと正面から音が出ている感じがするね」
くらいの感想でしたが、
Dirac Panorama SoundをON→「お?急に音場が広がって映画っぽくなってきた」
さらにBEAT BLASTERをON→「おー!画面の外から砲弾が飛んでくるのがハッキリわかる!」
と、映像が加わったことで各機能の効果がさらに活きてきたようです。

低音の効き具合を確かめるためにも、続いて某”現代に蘇った恐竜たちがテーマパークで大暴れする”ハリウッド映画を再生してみました。

10inchside2

※諸事情により画像を加工しておりますが大型恐竜が主人公たちを見下ろしています
こちらもDirac Panorama SoundBEAT BLASTERの両方をONにした状態では
「あっ!いま画面の外で恐竜がうなった!ほら横から出てきた!」
と、予想以上に盛り上がりSPW-500WPと映画との相性が抜群であることが判明!
実写の場合、唇の動きと音声とのタイミング(リップシンク)がよりシビアに出てしまうのでは…と心配していましたが、アニメの時同様音ズレはまったく気にならないレベルですね。
スピーカーによっては低域が出すぎてしまい、俳優さんの声が聞き取りにくくなってしまうこともありますが、このSPW-500WPではその辺もしっかりチューニングされているようで、例えば「恐竜に気づかれないように小声で会話する」シーンなども問題なく耳に入ってきます。
また、しばらくこの環境で映画を観ていて気がついたのが、
「画面の左右になにもないので映像への没入感が高い」
という点でした。
映画に集中しているようでも、画面の横になにかモノがある状態というのは意外と気になっていたのかも知れません。

<テストを終えての感想とまとめ>

最近では価格もデザインも多種多彩となってきたBluetoothスピーカーですが、
・テーブルや机などのスペースを有効に使いたい
・部屋いっぱいに広がる音で音楽を楽しみたい
・タブレットで映画を観ることが多いのでもっと臨場感がほしい
という方、このSPW-500WPはいま一番おススメできるBluetoothスピーカーですよ!

店頭試聴機も本日からご用意しましたので、ぜひお手持ちのスマートフォン・タブレットをご持参いただいてお試し下さい!

VECLOS SPW-500WP WH フジヤ価格34,992円

500wp-siro

VECLOS SPW-500WP BK フジヤ価格34,992円

500wp-kuro

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連する記事