MOMENTUM True Wireless2

【使ってみた】ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホンがバージョンアップ!「MOMENTUM True Wireless 2」はこう進化した!

MOMENTUM True Wireless2

ゼンハイザー、といえば、ヘッドホン・イヤホンが好きな方ならまず知らない方はいない!というくらいおなじみのドイツが誇る老舗ブランド。発売から15年を経過して今なお現役の名機・HD 650など

MOMENTUM True Wireless2

SENNHEISER HD650

ロングセラーをじっくり出し続けるイメージが強いメーカーですが、実はここ最近のトレンドである”ワイヤレス”にも早くから取り組んできました。
つい先日発売開始されたばかりのノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホンHD 450BTがフジヤエービックでも早速人気を集めていますが、
MOMENTUM True Wireless2

実は、今大人気の完全ワイヤレスイヤホンを初めて出したのは12年前!こちら

MOMENTUM True Wireless2

SENNHEISER MX W1

この「ゼンハイザー MX W1」こそがルーツと言えるかも。当時は小型化も困難で、Bluetoothコーデックもまだ途上で音質的にもあまり満足いくものではありませんでしたが、それから10年、捲土重来を期して「秋のヘッドフォン祭2018」で国内初公開され人気沸騰、年末にリリースとなった完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless (M3IETW)」。製品サイクルの非常に早いジャンルの中でコンスタントに売れ続ける人気商品です。
MOMENTUM True Wireless2

そのMOMENTUM True Wirelessがこの春、ついにリニューアル!

MOMENTUM True Wireless2 (M3IETW2)

(以下TW2)という名で、いよいよ登場します!
MOMENTUM True Wireless2

…と、名前だけ見ると「2」がついただけ?という感じですが、その中身は大きく進化!
今回はそのTW2の進化具合について、実機を数日間使ってみてのレビューをお届けします!

◆TW2 外観

まずはパッケージを見てみましょう。新旧を並べてみました。
MOMENTUM True Wireless2

左が初代TW、右がTW2ですが、パッケージそのものは平べったく、薄くなっています。
並べてみると、写真がしっかり対になるようにデザインされていることに気づきますね。
続いて中身、充電用ケース。

MOMENTUM True Wireless2

こちらも左が初代TW、右がTW2ですが、個性的なファブリック素材の外装はTW2でも健在。
色は濃い目のグレーになり、ゼンハイザーロゴも黒からホワイトグレーに変更されました。
さらに充電ケースをオープン。

MOMENTUM True Wireless2

両機の筐体を比較してみましょう。同じく、左が初代TW、右がTW2
いずれも右側を並べてみましたが、TW2では筐体サイズがかなり小さくなったことがおわかりいただけるのではないでしょうか。
数値的には2mmほどの小型化を行ったとのことですが、実際に装着してみるとその2mmが大きな差につながっていることが実感できます。
初代TWは筐体の大きさが(特に女性にとって)ネックとなり装着しづらい、というご意見もあったので、ここはゼンハイザーもしっかり対策してきたポイントのようです。
なお、全体的なサイズは小さくなっていますが搭載ドライバは初代TWと同じ7mm径とのこと。

こちらは筐体の反対側からの比較。左が初代TW、右がTW2

MOMENTUM True Wireless2

やはり初代モデルよりも小型化されているのが、よく分かると思います。
イヤピースは初代TWと同じ、真ん中に十字の仕切りが入った専用タイプが4サイズ付属します。。
なお、初代TWとTW2ではご覧の通り大きさが異なるので、充電ケースの互換性はありません。

 

◆TW2 使い勝手・機能・性能

ハウジングのサイズは異なるものの、充電ケースのサイズや手触りはまったく同じ。完全ワイヤレスイヤホンのケースとしては比較的小さな部類に入るので、初代TWユーザーの方や初めて完全ワイヤレスイヤホンに触れるという方でも、なんの違和感もなくご使用いただけると思います。
しかし、実際に使ってみると(特に初代TWユーザーなら)その中身の違いの大きさに驚きますよ!

バッテリーの持続時間大幅アップ!
初代TWは本体4時間、充電ケースで最大2回の充電が可能で計12時間の使用が可能でしたが、TW2では本体7時間、充電ケースで最大3回の充電が可能で
計28時間、持続時間は従来の2倍以上に!
さらにケースに収めた状態でのバッテリー消費もかなり改善されたらしく、実際にTW2を3日ほど通勤のたびに使ってみたものの最初の充電だけで追加が不要だったほど。
初代TWはフル充電にしていても数日経つと気がつけばバッテリーがカラに…ということもあったので、毎日使うアイテムとしては非常にありがたい改善ポイントですね。

TW2は「アクティブノイズキャンセル機能」搭載!
他社製の完全ワイヤレスイヤホンでも珍しくなくなりつつある、外部の音をマイクで拾い逆位相の音を追加することでプラスマイナスゼロにする「アクティブノイズキャンセリング」ですが、ついにTW2には搭載され、他社モデルと同等の機能となりました。
がしかし、ここにも老舗ゼンハイザーのこだわりが込められています。ひとくちにノイキャン、というと「周りの騒音をすっかり打ち消してくれる」という印象を抱くかも知れませんが、そこはゼンハイザー
重視するのはノイキャンより音質!音質に妥協はいらない
MOMENTUM True Wireless2

あまり強力なノイズキャンセル機能では再生音にも影響してしまうと考え、初代TWでも実現していた”装着感・密閉感をしっかり保つことで物理的にノイズを耳に入れない”パッシブ・ノイズキャンセル機構と組み合わせることで、「ちょうど良い自然なノイズキャンセル」を実現しています。
アクティブノイズキャンセルについてはデフォルトでONになっており、これをOFFにしてみると「あ、たしかに不快な暗騒音が消えていたんだ…」と気がつくくらいの、言ってしまえば「地味な効き具合」なノイキャンですが、これが正解ではないかと思います。
そして聴いてみるともうひとつ気がつくことが。それは
ノイキャンON/OFFでの再生音質変化がほとんどない!
これ、意外と他社製品ではノイキャンON/OFFで音質が(ほぼ残念な方向に)変わってしまうものもあるのです。TW2では暗騒音を打ち消しつつ、音質に影響が出ない絶妙なノイズキャンセルを「アクティブ・パッシブの融合」で達成しています。そしてもう一つ、

トランスパレントヒアリング(外音取り込み)機能の大幅なアップグレード!
外音取り込みは初代TWでも搭載されており、右側のタッチパネルを2回タップすることでイヤホンを外すことなく周囲の音を聴けるようになる、という機能ですが、初代TWではちょっとくぐもって聴こえていたのに対してTW2では明らかにクリアに聴こえるようになりました。
TW2本体のマイクで集音しているので、実際の(イヤホンを外した)聴こえ方に比べると音の定位感にちょっとした違和感はありますが、この機能をONにした瞬間の「あれ、イヤホン外れちゃった?」というような感覚はぜひ一度お試しを。
※アクティブノイズキャンセル機能とトランスパレントヒアリング機能は、どちらか片方のみ使用可能となっており同時に使用できません。

専用アプリ”Smart Control”を使用し操作手順のカスタマイズが可能
になりました!これも大きな機能追加になります。
初代TWでは左タッチパネルを1回タップが音楽の再生・停止、2回タップで次の曲送り…とタップ操作と機能が固定化されていたのですが、TW2ではどちらのパネルを何回タップするとどの機能になるかを設定可能に。
これ、例えばデフォルトでは「右パネル1回タップでSiri起動」となっているのですが、Siriを使わないユーザー(このレビューを書いている私がそうです)にはまったく不要なので、よく使う「再生・停止」にしてしまおう、ということができるのです。

MOMENTUM True Wireless2 MOMENTUM True Wireless2

右:デフォルト設定 左:カスタマイズ後の設定
このカスタマイズに関しては本体に設定が保存されるので、一度設定してしまえばいちいちアプリを立ち上げたりしなくても反映されたままでTW2が使用可能です(デフォルト状態にも簡単に戻せます)。もちろんスマホ以外のDAPに接続した際にも保存した設定での使用がOKですよ。
これがどんなに便利な機能追加なのかは、完全ワイヤレスイヤホンを使っていて「あれ、あの機能はどっちを何回タップするんだっけ?」と迷うユーザーさんなら、身に染みてご理解いただけるのではないでしょうか。
※ボリュームUP/DOWNなど一部の機能についてはカスタマイズ不可となっています。

また、地味な変更点としては「aptX LLモードの削除」というポイントも。
動画・ゲームに適した低遅延のコーデックとして存在するaptX LLですが、スマホやDAPなど送り出し側の機器でも搭載していないと使用できず、実際に搭載している機種もほとんどない…という状況だったので実用上はほとんど影響ないかと思われます。
ではTW2だと動画が観られないか?というと答えはNO!iPhone XでYoutube、Amazon Primeビデオといったアプリでいくつか動画を再生してみましたが、気になるような音声遅延はほとんど感じられませんでした。
反面、いわゆるリズムゲームレベルになるとやはり遅延を感じることも・・・これはTW2に限った話ではありませんが、ワイヤレスイヤホンで音ゲープレイはまだまだ課題が大きいようです。

◆TW2 音質
今回のTW2、まだじっくりとエージングを行うまでの時間がなかったこともあり難しいのですが、初代TWと同じ傾向の中低域の押し出し感がある柔らかめな音質。
もともと完全ワイヤレスイヤホンの中でも高音質の評価を集めていたTWですので、ここはその良いところをそのまま受け継いだ形のようです。また、ノイキャンのところで触れたように、ノイキャンのオン/オフでの音質変化がほとんど感じられず、どのような場合でも高音質を保っているところも美点。さらに、アンテナの工夫などで従来機よりワイヤレスが「切れにくく」なっている点も都会で使用する人にとっては大きなアドバンテージです。

・・・といった感じで、ゼンハイザーらしい着実な進化を遂げた「MOMENTUM True Wireless 2」
MOMENTUM True Wireless2
カラーもブラック&ホワイトの2色で、5月中旬発売予定(本当は、春のヘッドフォン祭2020あたりでデビューだったのかも・・・)、本日よりご予約受付開始です!フジヤエービックなら、今クレジットカードでご購入の際には「キャッシュレス決済5%」還元」が適用されます!
MOMENTUM True Wireless2
フジヤエービック店頭には本日よりさっそく試聴機もご用意しておりますので、ぜひ一度店頭でその進化具合を体験してみて下さい!
MOMENTUM True Wireless2

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2
(M3IETW2 BLACK) フジヤ価格35,937円

MOMENTUM True Wireless2

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2
(M3IETW2 WHITE) フジヤ価格35,937円

MOMENTUM True Wireless2

MOMENTUM True Wireless2

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