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【ヘッドホン・イヤホンのプロから学ぶ!】ヘッドホン・イヤホンを高く買ってもらうコツ!

【買取のプロから学ぶ!】ヘッドホン・イヤホンを高く買ってもらうコツ!

音楽好きには欠かせないヘッドホンやイヤホン。さまざまなメーカーやブランドから高機能なアイテムがたくさん発売されていますが、やはり新しいものはついつい気になってしまうもの。新しいアイテムを買う際に、「今まで使っていたイヤホン・ヘッドホンを手放そうかな?」とお考えの方もいるでしょう。

そこで今回はヘッドホン・イヤホンの買い取りについて、長年ヘッドホン・イヤホン担当を務める根本に話を聞いてみました。売るときにどんなことに気をつければいいのか、どんな種類のアイテムが高価に買い取ってもらえるのかなど、かなりディープな内容が盛りだくさん。ヘッドホン・イヤホンを買い取りに出す前に、ぜひぜひチェックしてみましょう!

買取査定担当者プロフィール紹介

フジヤエービック根本圭

フジヤエービック ヘッドホン・イヤホン担当 根本圭

株式会社フジヤエービックで、ヘッドホン・イヤホンを担当している根本は入社8年目。もともとお客としてお店に通っていた根本ですが、いつの間にか店頭スタッフとして働くことに。きっかけはヘッドホンへの並々ならぬ興味と愛情でした。

Q:店頭スタッフとしてヘッドホンの買取をしていて日頃から感じていることは?

スタッフとしてよりも、入社する前からお店に通い続けてきた客の一人としての感想ですが、フジヤエービックは品揃えが豊富です。それには、来店されるお客様の要望や新製品の発売はもちろん、どんな中古品が人気なのかなどの情報収集がとても大切になります。

さらに、買取依頼の商品を正しく査定することは、お客様の欲しい商品にも通じること。店頭スタッフとしてお客様と直接お話できる機会を大切にしたいと思っています。

フジヤエービックのヘッドフォン祭は熱い!

フジヤエービックのビッグイベント『ヘッドフォン祭』は、2017年4月で19回目を数えました。出展ブランド200を超す『ヘッドフォン祭』について、イベントの見どころやお得な情報について聞きました。

Q:ヘッドフォン祭の歴史と特徴は何ですか?

ヘッドフォン祭とは、ひと言で言えば「ヘッドホンやイヤホンを身近に体験できるイベント」です。ヘッドホンに興味のあるお客様は多いのに、実際に体験する機会がない。そこで、お客様のご要望にお応えして開催されたのがヘッドフォン祭です。

最初は「ハイエンドヘッドホンショー」というイベント名で、2006年の11月に第一回目が開催されました。途中でイベント名を「ヘッドフォン祭」に改名し、今年4月には19回目を数え、出展メーカーやブランド数は200ほど。2日間でのべ9000人ものお客様にご来場いただきました。

イベント開催中にはいろいろな機種を聞き比べることもでき、「実際に体験してみて、ヘッドホンの凄さを実感できた」とおっしゃるお客様もたくさんいらっしゃいます。また、嬉しいことに最近では女性のお客様も増えつつありますね。

Q:期間中は特価セールや買取のパーセンテージアップがあるんですか?

はい。「ヘッドフォン祭」の開催中には特価セールや買取キャンペーンを行うことが多いため、気に入った機種がありましたら、通常よりも安くお買い求めいただける可能性があります。お手持ちのヘッドホンをリセールする絶好のチャンスでもあり、たくさんのお客様にご利用いただいています。

買取可能なメーカーや機種について

今までのお話で、フジヤエービックのヘッドホン・イヤホンに寄せる並々ならぬ思いが伝わってきました。次に、買取の話にうつりたいと思います。やはり気になるのは、「どんな機種でも買取してもらえるかどうか?」というところでしょう。

Q:買取可能なヘッドホン・イヤホンのメーカーは?

フジヤエービックでは国内メーカー、海外メーカーどちらも買取しております。海外メーカーさんでは、ウルトラゾーン、グラド、ゼンハイザー、ベイヤーダイナミック。国内メーカーさんは、ソニーやオーディオテクニカなど。信用のあるメーカーさんの機種は認知度も高いため買取可能です。

Q:機種はどんなものが買取可能ですか?

フジヤエービックではお手軽価格の機種から、高級志向のものまで実にさまざまな機種の買取を行っています。さらに、マニアのお客様も多いため、その性質上、高級機種が全体の6割から7割近くを占めています。また、持ち込まれるヘッドホン・イヤホンは家庭用として使われていたものがほとんどで、使用数が少ないものもあります。

Q:海外メーカーの特徴とは?

海外メーカーさんの中でもウルトラゾーン、ゼンハイザー、ベイヤーダイナミックの3つはすべてドイツのメーカーです。ドイツのヘッドホンは日本でとても人気がありますね。その特徴は音。音の傾向が日本人の好みと合っているため、違和感なく受け入れられているのだと思います。私も個人的にはこれらのメーカーは好きです。

ヘッドホンの買取価格はどのようにして決まる?

話の中にもあったように、フジヤエービックでは、幅広いメーカーやさまざまな機種の買取をしています。しかし、買取価格を決める場合はいろいろな基準が影響するんです。ここではそれらについて聞いていきます。

Q:ヘッドホンの買取価格が高くなるのはどんな機種ですか?

やはり人気のモデルかどうかで買取価格は決まります。人気モデルはスパンが長いということもあり、中古品の入荷・売れ行きとも安定しています。また、マニアに人気の高級機種はネットや専門雑誌での評価で買取価格を決める場合も。お客様に興味があって確実に買いたくなるようなモデルは当然、買取価格も上がります。

Q:高値で買い取ってもらえるメーカーはありますか?

そうですね。フジヤエービックで人気の高いメーカーさんはゼンハイザー、ウルトラゾーン、グラドなどです。日本のメーカーさんではオーディオテクニカ、ソニーなどが高額で買取しているモデルが多いです。どれも人気モデルを出しているメーカーなので、うちでも多く取り扱っています。

例えば、最近買取を強化しているピックアップ商品ですと、このような買取価格になっています。

メーカー・機種 Focal
UTOPIA
Campfire Audio
ANDROMEDA
IRIVER
A&ultima SP1000
商品
参考販売価格 ¥563,760 ¥139,640 ¥454,980
フジヤエービックの買取価格
2017年8月現在
¥280,000 ¥87,000 ¥265,000

Q:性能によって買取価格に差がつくのでしょうか?

買取に関しては人気があるかどうかが一番大事ですが、ヘッドホン・イヤホンでは基本的に音が良いか悪いかも重要です。そういった意味では、人気機種はどれも音の良さが強み。そういう機種はお値段のほうも比例して上がります。単純にお値段のいいものは買取価格も上がるということになりますね。

Q:発売年によって、買取価格はどれくらい変動するのでしょうか?

昔の機種になればなるほど、修理の問題、メンテナンスサポートの問題がでてきますので、あまり古いものになると買取できないこともあります。しかし、一部のメーカーの製品に関しては、ヴィンテージ的な価値を持つものもあるので、例外的なケースもでてきますね。

Q:ヴィンテージ的なものといったら、どういったものがありますか?

海外メーカーのゼンハイザー HD414というモデルは、かれこれ40年くらい前のもの。シンプルなデザインと有名なアーティストが使っていたということで、現在でも高い人気を誇るモデルです。このモデルは、ヴィンテージといっても極端にお値段が高いというものではありません。シンプルなデザインとイヤーパッドに、黄色のスポンジを使ったインパクトのある魅力的な商品で、とても人気があります。うちでは、中古でも2万円の中盤くらいのお値段で販売しています。

Q:ヴィンテージとして高価な機種はどんなものがありますか?

ソニーが出していたヘッドホンで、MDR-R10というヘッドホンですが、ハウジングが木製でとてもおしゃれな商品です。発売は1989年。発売当時から結構なお値段のヘッドホンで、定価360,000円でした。なので当時から、例外的なヘッドホンではあったんですね。最近のオークションでは80から90万円くらいで落札されました。

状態によってはもっと高額で落札されることもあるようです。こういう高いヴィンテージ価格のものでも、欲しい方はたくさんいらっしゃいますね。

Q:ヴィンテージ機種はどんなお客さまが買われますか?

ヴィンテージというと、マニアのお客様が主に買われると思いがちですが、そうでもありません。例えば先にお話したゼンハイザー HD414は、ヴィンテージでも比較的手の出しやすいお値段。そのため、ヘッドホンに興味を持ち始めたばかりのお客様や若い方に人気です。

それに比べて中古でも数十万円もする機種はやはりある程度の年齢の方の購入が多いですね。とはいえ、最近はポータブル系アイテムを中心に、大学生の方や高校生の方でも「アルバイトを頑張って買いました」という方が多くいらっしゃいます。

ヘッドホンで聴く音に魅力を感じている方は、その保有数も多く、自分のコレクションにどんなものを加えようかと、日々、ネット検索しておられる方がほとんど。そんな方のためにも、幅広い商品の品揃えができるように、買取も積極的に行っております。

商品の保存状態 3つのチェックポイント

ヘッドホン・イヤホンは、日頃の使い方次第で買取価格に大きく差がでることがあります。実際に持ち込まれる商品についての3つのチェックポイントについて聞きました。

  • キズ・汚れ
  • ニオイ
  • 付属品の有無

Q:キズや汚れは買取価格にどのように影響しますか?

一般的な中古品の買取と同じで、状態としてあまりにひどいキズや、壊れているものはお買い取りできません。お持ちになる前に、ホコリや手垢などを乾いた布で拭き取るといった、簡単なお手入れをされることをおすすめします。

Q:どんな臭いが買取価格に影響しますか?

ヘッドホン・イヤホンは身につけるものなので、臭いのチェックが大事です。一番多いのはたばこの臭い。たばこを吸わない方にはすぐに分かりますので、特に注意しています。次に多いのが整髪料の臭い。そして、お部屋でたくお香のにおい。最近では、フレグランスの香りが染みついていることが多いです。臭いは自分では気づきにくいもの。実際に商品を持ってこられてから、はじめて臭いに気づいたという方もいらっしゃいます。

Q:たばこの臭いで買取価格はどのくらい下がりますか?

たばご臭が一番厳しい判断材料になります。あまりひどくて買取できないということはないのですが、場合によっては半額以下ということもありますね。

Q:ついた臭いはクリーニングで取れますか?

ヘッドホン・イヤホンは丸洗いできないので、基本的には落ちないですね。最近はファブリーズなどもありますが、やはり限界はあります。リセールを考えている方はそういうことに気をつけていらっしゃいますが、ヘビースモーカーの方の場合は「予想以上に買取額が下がってしまった」ということもありますね。

Q:付属品の有無は買取価格に影響しますか?

これは、難しいところで、ヘッドホンは耳にあたるクッションの部分のイヤーパッド。イヤホンでは耳栓型のゴムの部分のイヤーピースがそれぞれメーカーさんによってまちまちなんです。

付属品にはメーカーオリジナルのイヤーパッドやイヤーピースの交換用やプラグの変換アダプターなどが入っているものもあるので、それが付いているのとないのでは買取価格に大きな差がでてきます。うちでお取り扱いのあるヘッドホン・イヤホンメーカーさんであればいいのですが、それ以外だと、手にはいらないものもあります。

また、最近では中国のメーカーさんの商品も多くなり、このような新しいメーカーさんですとか、ヘッドホンやイヤホンを出してはいるものの、数が少ないメーカーさんなどは、手に入れにくいのが現状です。さらに、ヴィンテージものは生産を完了しているので手に入りませんね。

Q:ゼンハイザー社のHD414の黄色いスポンジも手に入らないのですか?

あれは例外で、実は今も作っているんです。これがゼンハイザーというメーカーのすごいところで、30年以上前のヘッドホンのパーツをいまだに作っているんですよ。それもあってゼンハイザーの商品は安心して使えるという方も多いですし、それが人気につながっています。日本ではなかなかないことですね。

買取価格をアップするコツについて

手持ちのヘッドホン・イヤホンをリセールする時、買取価格を少しでもアップさせたいのはみんな同じです。では、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?買取価格を下げないためのポイントを聞いてみました。

Q:将来的に買取に出したい方に向けてアドバイスをください

普段から使う時は「なるべく綺麗にご使用下さい」ということですね。さっきお話したように整髪料がついていたり、手垢がそのままついている状態でお持いただいても、どうしても汚れとして買取価格を落とさざるを得ません。なので、お売りいただく前にきれいにしていただいたくことも重要です。

Q:汚れを取るのにおすすめのアイテムは?

汚れを取るために薬品を使う事はおすすめできません。基本的に布で、から拭きするのがおすすめ。止むを得ず無水アルコールを使った時は、きれいに拭きとるようにしましょう。製品によっては色落ちすることもありますので、取り扱いには十分に注意してください。

Q:保証書は大切に保管した方が良いですか?

買取の際には本物であるという証明として、保証書などで正規品であるという証明ができるものを、買い取りの条件としています。例外もありますが、保証書は大切に保管しておいてください。また、保管場所が確保できるなら、箱をとっておくこともおすすめです。

もうひとつ、最近は一部の機種にいわゆる偽物が存在しているという事実もあります。リセールを考えておられる方は、ネットで異常に格安価格で販売されている商品に安易に手をださないことも大切。将来、買取依頼の際に正規品であるという証明が必要になるケースもあります。

Q:その他にアドバイスはありますか?

大事なことは「付属品はなくさないように」ということでしょうか。当店では今のところ元箱については査定の対象外にしていますが、交換用イヤーパッドやヘッドホンでよくある変換プラグなどはなくさないようにしましょう。

例えば、スマホに直接挿す3.5ミリのミニプラグと呼ばれるタイプのものは、据え置きのアンプで使う時に6.3ミリの標準プラグという大きめなプラグに変換します。あまり使わないからということで、この変換プラグをなくしてしまう方も少なくありません。これは買取時には欠品ということになってしまうのでお気をつけ下さい。

買取に関する裏話

一通り、買取に関する話を聞いてきましたが、実際に買取をしていると変わったこともあるようです。どんなエピソードがあるのでしょうか。

Q:今までで印象に残っている買取のエピソードは?

店頭で販売や買取をしていますと、レアなケースに遭遇したりします。中古買取のショップではどこもそうだと思うのですが、なぜか全く別の方から同じ機種を同じ日にいくつもというケースがたまにあるのです。不思議なことにこれという理由もなく、同じ機種が集中するというケース。

新機種が発売されたので、買い替えをというのならわかるのですが、そういうこともなく、ある特定の機種がいきなり3つきたというケースがありました。偶然というのは本当に面白いですね。

インタビューを終えて

今回、根本が話した商品買取の基準や買い取ってもらう時のコツを、今後の買取に出す際にぜひ参考になさってください。私達の生活のなかに静かにとけこんでいるオーディオ機器やヘッドホン。もしかしたら、あなたの家にも2、3本はあるのでは? 保存状態が良くて付属品が揃っていれば、買い取ってもらえるチャンスかも!減額もほぼありません!

フジヤエービックでは、ヘッドホン・イヤホンなどオーディオ/AV機器をはじめ、ビデオカメラ、三脚などの撮影機器をたくさん取り揃えております。買取や欲しい商品がありましたらフジヤエービックをぜひ、ご利用くださいませ。

>>ヘッドホン・イヤホンの買取はこちらから!!

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2017年6月22日  by fujiya_contents

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